第二回電王戦第一局 阿部光瑠四段対習甦 - 将棋指しのテニスプレイヤー

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第二回電王戦第一局 阿部光瑠四段対習甦




今日は今更ですが先日行われた第二回電王戦第一局 阿部光瑠四段対習甦の対局のタイムシフトをニコ動で見ました。
十時間にわたるタイムシフトですが、春休みという学生特権をいかしまして全部見ました。
戦型は横歩取りになるかと思いきや先手阿部四段の得意戦型先手番一手損角換わりという戦型に。
うまく研究分野に習甦をひっぱりだした格好になりました。


ではその棋譜を貼りたいと思います。




ええ、蓋を開けてみれば阿部四段の圧勝です。やはり人間らしい将棋というのを追及してると思います。
それが一番よく表れているのが17手目95歩。
コンピューターというのはあまり端歩の評価値が高くないような気がします。
本来角換わりであれば96歩に対してほぼ94歩と受けるのが無難です。
それを損だとみた習甦は受けませんでしたが、玉側の端の位は大きいです。必ず活きます。
本譜も活きましたよね。
しかし、これを理屈で良い手だというのは説明がしにくいんですよね。
具体的な良さ、駒得であったり手得であったりということでは説明がつけられないんですね。
この辺の評価というのは人間ならではなのかなぁという風に僕は思いました。




コンピューターというのは終盤がえげつなく強いです。
それこそ四十何手詰めをほんの数秒で答えをだしちゃうわけですよね。
しかしながら将棋というのは理詰めだけでさせるわけではないんです。人間の将棋を指すときの思考というのは必ず大局観が働いています。
将棋の一局面一局面には膨大な手がありますが、そのほとんどを大局観によって取捨選択するわけですね。
そこに理詰め以上の価値を見いだせるというのが人間の強みであり、そこがコンピューターにできない以上100%人間に勝つことはできないと思います。



しかしながら理詰めを極めたといっても過言ではない昨今のコンピューターの棋力の伸びというものは目を見張るものがあります。すでにアマトップでさえ勝つのが厳しい状況になってきています。
最後の砦としてプロ棋士がいるわけですが、これは絶対に崩れてはならない砦です。
厳しいことを言うと、今回の電王戦はプロ棋士は最低でも圧勝が必要だと僕は考えています。
最低でも圧勝です。指す側ではないのでかなり適当なことを言っていますが、プロがぐらついてしまうとやはり将棋というゲームにおいて人間の立場がなくなってしまいます。
もしプロが負けてしまうようなことがあれば、どんな時でも
「でも将棋ってコンピューターのほうが強いんでしょ?」
という烙印を押されてしまうのです。 チェスがその好例ではありませんか。
その一言というのはそのゲーム全てを否定した一言に成り得ると思います。
ですので最低でも圧勝なんです。




その意味で今回の阿部四段は本当によくやってくれたと思います。
まだまだ余談を許さない電王戦ですが、プロ棋士の5連勝を信じています。
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